セウォル号 5月中旬に船内捜索打ち切りへが話題

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seoru 【ソウル=加藤達也】韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故は30日、発生から2週間を迎え た。韓国政府の対策本部によると、これまでに212人の死亡が確認され、90人が行方不明と なっている。沈没以降、船内の捜索で救助された生存者はいない。

 同本部関係者は、数日中に捜索対象を船体全体に拡大し、5月中旬をめどに船内捜索を打ち  切ることを検討していると明らかにした。その後、乗客の家族たちの了解を得て、船体の引き揚 げに着手する見通しだ。

 沈没原因として、改造や貨物の過積載などの複合的要因が指摘されているが、聯合ニュース  は同日、事故当日に乗務していなかった、セウォル号の本来の船長が捜査本部の事情聴取に 対し、「(改造で)重心が高くなった船に貨物をたくさん積んでは駄目だと数回会社に訴えたが、 無視された」と供述していると伝えた。

また、逮捕された船長について、乗員が「(事故直前、船長室で)携帯電話でゲームをしていたようだ」と話していることが分かった。朝鮮日報によると、船長は否定しているという。

 一方、朴槿恵大統領が4月29日の閣議で謝罪したことに関して、遺族らは「(韓国には)5千万人の国民がいるのに、朴大統領には閣僚しかいないのか」と反発。閣議前、朴氏が合同焼香所を訪問したことも「広告(写真)を撮るために行ったようなものだ。謝罪ではない」などと批判している。

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